将来何をすべきかわからない為、それを探す目的で大学へ進学した私でしたが、毎日、毎日を麻雀に費やす日々。

プロになるにも上には上がいることがわかり、断念。そうこうしている内に社会に出る年齢になりました。

公務員という判で押したような毎日を送っていた親父の背中を見て育った私は、親父のような変化の少ない人生を送りたくない。

何かこの世に自分が生きた証を残したいという思いを持っていました。

そのためか、人生に対して何の疑問を持っていないような回りの人達が不思議で仕方がありませんでした。

卒業したからと言って会社の歯車になる事を何の疑問もなく選択していく同級生が不思議でならなかったのです。

私はさらに2年間をモラトリアム(猶予期間)として過ごしました。バブル絶頂期で就職には困らない時代にもかかわらず、フリーター生活を選んだのです。

しかし、親の激しい説得への抵抗もむなしく、結局は生活の為に親父のような組織で働く人生を選び、サラリーマンになる事になった時には、悪魔に魂を売り渡した気分でした。

漠然とした目標は持っていました。例えば、事業を起こすという夢。

アイディアはありました。沖縄へ里帰りしていた時にビジネスチャンスが転がっている事には気がついていました。

当時から沖縄では「マンガ喫茶」が大流行でした。里帰りするたびに立ち寄っていたのですが、これを本土に持ち込めば流行るのではないかと感じていたのです。

 

現に、今やマンガ喫茶は大ブーム。もちろんネットカフェとの組み合わせという業態は当時は想像できませんでしたが、本土でマンガ喫茶第1号店を出店できるチャンスはありました。

しかし、資金を調達したり、貯めたり、投資家を探したりといった行動には全くでませんでした。

アイディアはあっても行動を起こさなければ全く意味がありません。

作家になりたいという夢もありました。しかし、そのための準備をするわけでもなく、書き上げたのは一遍の童話と未完成の小説のみ。

今振り返ると原因は明確でした。夢が漠然としていたため、結局流された人生を送ってしまい、望まない方向へ人生が舵を取ってしまったのです。

「こうなったらいいなあ」と思っているだけではダメなんです。「絶対にこういう人生を送る!」というイメージが明確でなければ、「行動」というステップへ自らを駆り立てる事はできません。

何が何でもマンガ喫茶を本土で出店する!このような明確な夢、目標であれば、そのためにどうしたらいいのかという「プラン」を立てる事ができ、「行動」へつながります。

明確な夢、目標、プラン、そして行動こそが人生を自らの手でコントロールできるツールなのです。

 

私が本を出版した時には、このようなスキルを活用しました。最初に「絶対に本を出す」という目標を立てました。

そして、そのためにどこに企画書を送るかというプランを立て、実際に24社ほどの出版社に企画書を送付するという行動を起こし、その結果として本の出版という小さな夢を実現できました。

漠然と人生を送っていてはいけません。ビジネス活動もしかりです。明確な夢、目標を描き、プランを立て、行動に移しましょう!