「味の●」という会社での美談が一時、ネット中で広まったことがあります。

詳細は忘れましたが、この会社の売上が伸び悩んでいた時期に
売上を2倍にするにはどうしたらいいのか?

会議の席で連日いろいろなアイディアを出し合い、話し合った結果、
ある若い女性が出したアイディアが採用され、
本当に売上2倍を達成したそうです。

その方法というのが、広告費を新たに増やすことなく、社員を増やすこともなく、
あるシンプルなことをやっただけで売上2倍を達成できたということで、
その魔法のような手法が賞賛されました。

どんな方法だと思いますか?

知らない人は少し考えてみて下さい。
それは・・・
「容器の穴を2倍にした」という方法でした。

この話がや柔軟性のあるアイディアということで美談としてネット上に
広まっていました。

私はこの話に非常な違和感と不快感を持ちました。

この話を美談として広める「味の●」という会社の底意地の悪さを感じました。
何故なら、この話は全く顧客不在ではないですか?

お客様は今までと同じようにこの会社の商品を買い、
同じように使っていたら、いつの間にか知らない間にこれまでより2倍の量の商品を使わされ、
2倍のペースで商品購入をさせられていたという話なわけです。

これほど顧客を軽視し、バカにしたやり方を賞賛し、
美談として流布するとは、なんと言う会社だと憤慨しました。

あなたはどう感じましたか?

 

この会社の商品は、中毒性があるようで、
はまるとあらゆる料理にふりかけないと気がすまなくなるようです。

私はその習慣がなかったのですが、身近に大好きな人がいて、
何かトンでもないものが入っているのではないかと思わされるぐらい、
好きな人は好きになります。

これほど中毒性を持ったファンを顧客に持ちながら、顧客の利益を無視し、
こんな顧客をだますようなバカなアイディアで売上を上げるとは、
本当に情けないと思いました。
「黄金の奴隷となる勿れ」

出光創業者の言葉があらためて偉大に感じられるのでした。